シゲブログ ~避役的放浪記~

大学でロシア語を学んでいる者です 文章を書くのを仕事にするのが目標です。夢は世界一周です

#156 ラーメンで大学生活を振り返ろう(1)

 ラーメン。国民食なのかどうかは正直わからない。カレーの方がメジャーだと思う。昔から我が家ではあまりラーメンは食べなかった。家の前に雑誌で取り上げられるようなラーメン屋さんがあるけれど、店主が無愛想だったり、食べ方や箸の持ち方にあーだこーだうるさかったりするので嫌いだった。鍋の最後に入れるしめのラーメンが、長らく、私にとっての唯一のラーメンだった。大学生になると少しずつラーメンを食べるようになった。ラーメンを食べることが友達と会う理由になったりするようになった。国内を旅行していても、ラーメンはどこでも安く食べられる。場所によって少しずつラーメンの文化が違うのは面白い。
 今回はラーメンと共に大学生活を振り返る。といってもGoogleフォトから写真を引っ張ってきて、思い出を書くだけなので、味については食べログなどを参考にしてほしい。
 最初のきりん寺と三豊麺は何度もリピートしたけれど、それ以外は旅先で行ったお店である。
 
2016年〜

きりん寺 阪大前店

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かき混ぜて食べます

 在学中の阪大生なら多分ほとんどの人が知っていると思う。豊中キャンパスを石橋方面へ降りた坂の下にあるお店。油そばが看板メニューで、油そば以外を食べた記憶がない。阪大坂下のお店は在学中に、いくつか入れ替わった。不動産屋のところに別のお店が入ったり、バナナジュースの店ができたり、家系のラーメンができたりした。その中できりん寺は6年間ずっとあった。味や量が変わった気もするけれど、それをわかるほど通い詰めたわけではない。

 汁のない麺に酢と油を注いで混ぜて食べるのだけれど、パンチがあって結構美味しい。けれどコンディションによっては途中で飽きが来たりもする。「冷めちゃえば美味しく無くなる」とは友人ゴビゴビ砂漠の弁。
 22歳を超えると食べるのがしんどくなって、次第に行かなくなった。大学2年目まで所属していたサークルの人とよく行った気がする。
 
 
三豊麺 十三店

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十三の夜はテカテカしてます

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昔は追加料金なしで900gまで増量できました
 これも、大学在学中に何度も行った店。安くたくさんつけ麺を食べたい時、よく三豊麺に行く。全粒粉の茶色い麺と、魚介系のスープが美味しい。全部忘れてひたすら食べるのが良い。きりん寺もそうなのだけど、貧乏性なので、麺の量を無料で増やすことができるお店をリピートする傾向にある。昔は900gまで麺の量を増やせたと思うけれど、今は750gまでしか増やせない。不況なのかなと思う。でもお店で働いている技能実習生のように見える人たちが、正しい額のお給料を受け取っているのかどうか気になってもいる。
 浪人時代の友達に教えてもらったお店だけど、サークルを辞めるときに後輩と一緒に行ったり、卒論執筆で追い込まれている時にスープを飲んで落ち着いたり、色々思い出があるお店。落ち込んだ時によく救ってもらった。多分卒業しても行く。
 きりん寺と三豊麺には大学生活を通じて何回も行った。
 
 
2017年〜
8/17

一風堂 博多駅

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これを食べながら自分は何を考えていたのだろう

 サークルの後輩と行った。災害ボランティアの帰りだった。大分の日田市や福岡の朝倉市などで被害が出た、平成29年7月の九州北部豪雨。夜行バスで博多駅まで行って、バスに乗り、朝倉市に行った。NPOの拠点に入って、3日ぐらい滞在して、泥をひたすら運んだ。骨組みだけになったビニールハウス、ところどころ禿げた山、何もかける言葉がなくてもどかしい気持ち。悔しいなあと思い、もっと色々なところに行きたいと思い、シャベルや一輪車で土を運ぶという単純作業なのいに頭はフル回転だった。夜も寝れなくて、ボランティアが雑魚寝する部屋で、天井を見ながら大学を休学しようと決めた。割とショッキングな事件だった。悶々と考えていたけれど、もっと考えていることを周りに言えていればよかったなと思う。

 朝倉から博多に戻って、駅ビルの一風堂で、野菜が多いラーメンを食べた。疲れた体に熱いスープが美味しかったけれど、少し味が濃いと思った気がする。この年の暮れに、高校時代の友達と梅田で初めて一蘭のラーメンを食べたけれど、お腹を壊してしまったし、2年後の北九州で食べたラーメンも美味しくなかったので、多分豚骨との相性は悪い。
 
 
11/06
我流麺舞 飛燕(札幌市豊平区)

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 休学して北海道に行った。初めて北の大地。初めての新千歳空港。ずっとワクワクしていた。白樺の風景も人工的な街も、全てが真新しかった。駅ビルで最初に食べた味噌ラーメンが私には味が濃すぎたので、もっぱらスープカレーを食べていた。ジンギスカンは高すぎたし一人で食べる気にならなかったので食べていない。
 札幌には3日間いた。2日目はレンタサイクルでモエレ沼公園に行ったり、豊平川沿いを走ったり、道立文学館でチェーホフの展示を見たりした。その時にお昼を飛燕のラーメンにした。鶏白湯だったと思う。味噌ラーメンの本拠地で鶏白湯を食べるのは変な感じだなと思ったけれど、とても美味しかった。2種類のチャーシューがあって、鶏胸肉のものが美味しかった。また行きたい。やや行きにくい場所にあるけれど、豊平川沿いはいい道だったし。
 
11/09
麺房大喜(仙台市太白区

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長町のIKEA

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ワンタンメンは関西ではメジャーじゃない気がする
 札幌に3日いた後、苫小牧からフェリーに乗って仙台に行った。鹽竈神社に行き、友達と会った。友達の部屋で起きた後は、ヒッチハイクで関西まで帰るつもりだった。車を拾うため、拾ってもらうために、長町インターの近くまで行き、ネットで調べた場所に4時間ぐらい立ったけれど車は捕まらなかった。寒い日で、雪も降ってきて、だんだんと心が折れてきた。辛くなったところで、近くにあったラーメンに入った。それが大喜で、塩ワンタンメンを食べた。あんまり味は覚えていなくて、ただただホッとしたことを覚えている。ヒッチハイクは、結局いわきまでしか行けなかった。車に乗せてくれた人は東京電力の社員で、その人と一緒に常磐自動車道を南下した。まだ戻ることのできない土地が道の両側に広がっていた。
 関西に戻る夜行バスは郡山からしか出ていないので、いわき駅から郡山まで高速バスで移動し、そこから夜行バスで関西に帰った。余計に疲れた。

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常磐道から
 
11/24
麺屋勝木(福井県越前市

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赤とか白とかキラキラして綺麗だなと思いながら食べた
 友達の住む福井まで自転車で走ろう。そんな風に考えた自分は馬鹿だったし若かった。200㎞程度なら1日で行けるだろうとも思っていた。やはりお馬鹿だった。実際は琵琶湖で雨に打たれて動けなくなりゲストハウスに駆け込み、次の日は山道だった。芥川の「芋粥」に出てくるであろう琵琶湖のほとりの高島を越えて、敦賀についてもまだ山道があった。国道8号の山道を走って越前に着くと、福井までは平地だった。落ち着いたところでゆっくりとラーメンを食べた。やはり鶏白湯で、水菜が入っているのがユニークで美味しかった。その後はいわさきちひろの生家に行き、大学の先輩の母校に寄り、福井で銭湯に入った。福井の銭湯の爺さん達は「福井なんて来ても何もないから、金沢まで行きなさい」と言ったけれどもう走れなかった。友人を訪ねて何回か福井に行ったけれど、福井はいつも雨が降っている気がする。

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サークルの先輩がいた街

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帰りは電車で帰った
 
【今日の音楽】

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